26/27 クラシエカップ5節 vs浦和L 感想

・また負けた😢

・浦和も代表組が帰ってきたばかりで、コンディションは上がりきっていなかったと思います。こちらはクラシエカップで神戸にようやく初勝利を挙げたところでした。だからここで浦和にも取れないとな、と思っていました。正直、落胆は大きかったです。

・まず前半の失点から。1失点目で試合の流れが全部変わりました。ゴールキーパーの水口について、ベンチでの振る舞いは個人的にすごくいいと思っています。以前の田中桃子のように、周りへの声かけという役割をしっかり果たせるタイプだと見ていました。

・ただ、今日のプレーはなかなか厳しかったです。4失点はさすがに能力差が出た部分だと思います。去年の清水(現ジェフ)のようなシュートストップの強みも、今日は見られませんでした。つなぎのキックも大きく蹴るだけでした。ベレーザが今やろうとしている「つないでつないで」というサッカーとは噛み合っていません。

・1失点目で完全に信頼を失ったのかもしれません。2失点目は最後までボールを追わずにプレーを切ってしまい、そこから押し込まれました。集中も切れていたように見えます。3失点目と4失点目もミドルをやられていて、準備不足としか言えません。(現地で見てる限り)(4失点目はしゃーない?)

・次に野田になを欠くなら、加登脇をデビューさせる手もあると思います。水口のデビューがいきなり浦和戦になったこと自体、チームとしての準備不足でした。結果として、彼女の自信を大きく失わせる形になってしまいました。

・ただ、失点以外のディフェンスに大きな欠陥はなかったと思います。むしろ通常のプレーは、今季ベストゲームと言っていいくらい良かったです。直近の駒場での浦和戦と比べても、チームとして相当良くなっていました。それだけに、この4失点は痛いです。失点シーンについて補足します。浦和はキック力がとにかく高くて、ディフェンスラインの裏に大きく蹴ってきました。そのハイボール処理で一度こぼすと、勢いに乗られて押し込まれます。その展開が続きました。フィジカル面の優位をうまく使われたなという気持ちです。

・一方で、前線のボールホルダーへのプレッシングは良かったです。猶本を中心に、北村と樋渡の3人でしっかり追い込めていました。新庄が1列前に出て、空いているセンターバックを掴みに行く動きもありました。逆サイドが空く場面はありましたが、スライドで対応できる範囲です。チームとしてやりたいのは、前からプレスをかけてショートカウンターですぐシュートまで行く形だと思います。

・ただ、後半は体力が切れて、プレッシングをあっさり突破される場面が増えました。終盤に逆転するだけの力は、正直残っていませんでした。もう少し根本的なところも気になります。前から追い回して奪う形と、つないで組み立てたいというチームの志向がズレているのではないか。即時奪回のための強度なら分かります。ただ、せっかく前線で回収しても、そこから速攻に行かずにもう一度やり直す場面が多かったです。プレッシングの実行自体は良かっただけに、その先の狙いとやりたいサッカーが噛み合っていないように見えました。

・フォーメーションは、きれいな3バックというより変則的な4バックに近い形でした。左サイドの人材不足、特に塩越の不在が影響しています。その穴埋めとして、北村がシャドウ的な中央寄りに回されている状況です。個人のプレー自体はきれいにこなせていました。ただ、チーム全体で見ると、この配置転換はあまりうまく回っていません。

・ここからは攻撃の2得点について。猶本はインタビューで、コンディションが上がってプレーの制限が溶けてきたと話していました。その言葉がそのまま出たような高いパフォーマンスでした。猶本光らしさを思い出させてくれました。相手GKの池田も良かった中で、それをしっかりぶち抜いたゴールで、気合が入りました。式田のゴールは、左サイドで松岡が3バックの端、朝生がウイングバックに入る形から崩しました。そこに新庄や北村が絡み、樋渡が裏へ抜けます。ワンサイドを崩してから逆サイドで仕留める形です。一昨年リーグ優勝した時のやり方に少し似ていて、サイドからの前進が機能していた証明だと思います。

・最後に次節の広島戦について。アジア大会組が戻ってパフォーマンスも上がってきている、本当に厄介な相手です。最大の注目はやっぱりゴールキーパーです。もう一度水口でいくのか、加藤脇をデビューさせるのか。大きくつまずいた試合の後にこそ、その選手のストーリーが出ると思っています。後半を無失点で抑え切れたことは前向きに捉えたいです。水口にもう一度チャンスを与えて、頑張ってほしいです。

・ディフェンスの並びは、朝生をセンターバックに戻して、左サイドに北村を使う形を見てみたいです。右は青木を残して、朝生と青木の2人でセンターバックを組む。そうすれば絞る動きもスムーズになると思います。あと気がかりなのは、後半開始時にベンチに下がった須永です。ここ2試合、セレッソ戦から浦和戦まで調子が良かった理由があります。新庄と須永の2枚のボランチが、メニーナ時代からの共通認識をピッチで出せていたからです。須永が不在になると、その強みが崩れかねません。広島戦でどう配置を組み替えるのか、注目したいところです。

・とりあえず、広島戦も頑張りましょう。

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