遅くなりましたが、ここ最近かなりバタバタしていて、ブログの更新が止まっておりました。ようやく少し落ち着いたので、AWCL準々決勝・味の素スタジアム開催のベレーザ戦について書いておこうと思います。
結論から言うと、試合は5-0で快勝。スコアだけを見ても十分に完勝なのですが、内容まで含めると「危なげなくベスト4進出」という表現がしっくりくるゲームでした。相手にほとんど何もさせず、時間の経過とともに着実に差を広げていく、かなり強い勝ち方だったと思います。
自分としてはベレーザを応援し始めて4年ほどになりますが、味の素スタジアムでベレーザの試合を見るのはこれが初めて。普段は西が丘での観戦に慣れているので、AWCLの準々決勝という大会の重みもありつつ、それ以上に「本当にここでベレーザの試合をやるのか」という不思議な緊張感がありました。

WEリーグカップの初戦でAGFフィールドに行った時、横目で見ていたでっけ〜スタジアム。
味の素スタジアムに入ってまず思ったのは、やっぱり純粋にでっけ〜ということ。西が丘の密度感や距離感に慣れている側からすると、同じ選手たちがあの大きな空間でプレーしているだけで、見慣れたチームが少し違って見えるんですよね。
もちろん、自分はこれまでにもビッグスワンのような大きなスタジアムでプレーする姿を見たことはあります。それでも、味の素スタジアムはまた別の感覚がありました。

さらに、国際大会仕様の演出がしっかり入っているのも良かったです。看板や導線、スタジアムの空気感がいつもの国内大会とは少し違っていて、「ちゃんとアジアの大会なんだな」と実感させてくれる。昔、ラグビーワールドカップの日本開催で国際試合を見た時にも似た感覚がありましたが、ああいう“非日常”を見せてくれる演出は、現地観戦の満足感をかなり高めてくれます。

そして物販。国際大会仕様のユニフォームが出ていましたが、価格はなんと一着3.5万円。特別感があって、実際に着ている人も結構見かけましたし、モノとしてはとても魅力的でした。ただ、個人的にはさすがに高い。高すぎる。
3.5万円あったら、遠征の交通費にかなり回せます。広島にも片道で行けるし、工夫すれば別のアウェイ遠征だって見えてくる。なんなら、入門用ならレンズにも手が届くかもしれない。そう考えてしまうタイプの人間なので、今回は泣く泣く断念しました。こういう“その日しかない特別グッズ”に弱いくせに、最後は現実的な計算をして諦めるの、我ながら実に自分らしいです。

個人的にかなり良かったのは、トレーニングウェアやビブスのような“細かいけどいつもと違う部分”です。普段見慣れているウェアからスポンサー表記が変わっていたり、大会専用のデザインになっていたりすると、それだけで「今日は特別な試合なんだな」と感じられる。自分はこういう違いにかなりテンションが上がるタイプなんだな、と改めて思いました。

特にAWCL仕様のビブスなんかは、試合そのものとは直接関係ないのに、見ているこちらの高揚感をしっかり刺激してくるんですよね。こういう“普段との差分”は、写真を撮っていても楽しいし、現地に来た価値を感じやすいポイントでもあります。


これはカメラが向いていない時はニコニコしているのに、レンズを向けた瞬間だけ急に真面目な顔になるお姉様方。こういう一コマを見つけるのも、やっぱり現地観戦の楽しさだなと思います。
さて、肝心の試合内容です。立ち上がりからベレーザがしっかり主導権を握っていて、時間の問題だなという空気はかなりありました。前半は相手も粘っていたので「思ったより入らないな」という時間帯もありましたが、押し込んでいる感覚そのものはずっとあったので、変に不安になる感じはそこまでありませんでした。

前半41分に樋渡百花が先制すると、後半開始直後には北村菜々美が追加点。ここでかなり試合の流れは決まりました。さらに後半にはPKまわりでこの試合らしい場面もありました。いったん相手のリクエストによってPK判定が取り消される一幕がありつつ、その後はベレーザ側のリクエストでPKを獲得し、猶本光がしっかり決めて3点目。FVSが試合の流れの中でしっかり存在感を見せた、ちょっと珍しい試合でもありました。
終盤には松永未夢、氏原里穂菜にもゴールが生まれて、最終的には5-0。しかも被シュート0本。スコアだけでなく内容面でもかなり一方的で、満足感のある試合でした。入場者数が5,530人だったのも含めて、味の素スタジアム開催の準々決勝として、かなり気分のいい一日になったと思います。

そしてこれでベレーザはAWCLベスト4進出。準決勝は韓国・水原でのセントラル開催となり、相手はメルボルン・シティFCです。ここまで来ると、さすがに「あと2勝でアジア王者」という言葉の重みが増してきます。現実味があるからこそ、期待も緊張も大きいです。
国内に目を向けると、リーグ戦は簡単な状況ではありませんし、今季は日程面でもかなり振り回されてきたシーズンだと思います。皇后杯では悔しい敗退もありましたし、いろいろな意味で“もう少し穏やかに戦わせてあげてくれ”と言いたくなるような流れもありました。それでも、こうしてAWCLでしっかり結果を出してくれているのは本当に大きい。もしここでアジアを獲れたら、シーズン全体の見え方を一気に変えてくれるだけのインパクトがあるはずです。
とにかく今年は、良くも悪くもいろいろありすぎるシーズンです。だからこそ、最後をどう締めくくるかが本当に大事。今回の準々決勝は、そのラストスパートに向けてかなり気持ちの上がる勝利でした。次の水原でも、良い結果を持って帰ってきてほしいなと思います。
ひとまず今回は現地の空気感を中心にざっくり振り返り、ということで。この先の準決勝、そしてその先まで見られることを願いつつ、また更新したいと思います。