WEリーグの24/25シーズンも無事に終了して、怒涛の日々からやっと解放されて落ち着きを取り戻してきました。
シーズン前は「今季は頑張って記事を書くぞい!」と張り切って、わざわざお金を払ってサーバーを借りて自前のブログを立ち上げ、「あわよくばアドセンスで広告収益を稼げるようになればいいな!」と思っていたことを思い出します。
ウッキウキでブログを立ち上げてから「でも収益化したら写真とか載せられなくない?」ということに気付いてしまって、写真を諦めるか、収益化を諦めるかで迷って、収益化を諦めました。
あのブログを立ち上げる時のウキウキ具合は「真夏のジャンボリー」感こそありましたが、それに気付いてからは「目を閉じれば億千の星」といった具合でテンションが落ち着きながらも、せっかく立ち上げたのだからと頬を膨らましながら記事を書いていました。
まあ、全然書けていないわけですが(定期)(目を背けていた)
本当は書こうと思ったものの最後まで書ききれなかったテーマなどもあり、下書き欄には「記事の屍」が大量に残っています。一度屍になったものたちに再度命を吹き込むことが苦手なので(モチベーション的に)、一度書き始めたら書ききらないとまた屍を増やすだけだなと思い、70%ぐらいでも出しちゃえ!という気持ちでこのシーズンオフを迎えています。
ただ、最近は大変便利なものができましたね。chatGPT、凄いです。
私が一番苦手としている「見直し」を代行してくれます。「完璧に誤字なく書けましたわ」という文章をすべてchatGPTにぺっと貼り付けて、誤字脱字や日本語的におかしいところがないかをチェックしてと指示すると、「ここと、ここと、ここと、ここと・・・・・・あと、ここが間違えてます」と回答してくれます。
「誤字りすぎでは?」という思いもありつつ、大変優秀なそれを使うことで屍ボックス一歩手前の記事をなんとか世に放つことができているので、こういったテクノロジーは便利に活用していきたいものですね。
初っ端から芸術的な脱線をしたところで、記事タイトルの方向に照準を合わせます。ちょっとカメラの話、したいです。
今シーズン、ベレーザの試合はリーグ戦全てに通うことができました。カップ戦もほぼ現地で観戦できましたが、平日ナイターのアウェイ長野・同じく平日ナイターのアウェイ広島という「誰がいけると思ってるねん、有給2日分コースやぞ」という試合を除けば全通ができました。(余談ですが、「〇〇を除けば全通できました」という言い方いいですね「お金を払えば無料」みたいで)
その中で考えることや思うことが結構あったので、まとめてみたいと思います。
実は今シーズンから新しいレンズを使用し始めました。去年まで使っていたのがこれです↓
去年まで使っていた70-200mm F/2.8(いわゆるナナニッパ)のレンズから一気に望遠距離を伸ばした、「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」というレンズを追加。

デデドン
前に使っていたレンズで写真を撮ると、背景がトロットロになり写真のクオリティがグッと上がるので好みのレンズだったのですが、なんと言ってもサッカーを撮るには焦点距離がしんどすぎる。
最長200mmというとピッチの手前に来た選手を撮ることくらいしかできず、「逆サイドでゴールが決まってしまうとどうしようもない問題」が大きな課題でもありました。
「背景がトロトロ」 かつ 「より遠くを撮れる」ようなレンズを買おうとすると、目玉が飛び出るくらいの値段帯になってしまうので、プロでもない限りは遠くを撮るならトロトロのレベルを下げないといけません。
ただ、そうは言っても過去に使っていた150-500mm F5-6.3のレンズで夜間撮影が厳しいことから、先ほどのレンズに乗り換えた背景もありまして、トロトロレベルはギリギリで留めたい・・・。
そういった背景から、「200-500mmの長距離を撮影できて」「F/5.6固定」という2つのレンズの良いところどりの条件のレンズに目をつけた訳です。運良くそれを手に入れることができたので、今シーズンはナナニッパとこれで良い所獲りをしていくぞ〜!と息巻いてシーズンがスタートしました。
結果:大変素晴らしい。

思惑通りでしたね。200-500mmがあれば西が丘という「ほぼピッチやん」みたいな条件下での撮影については抜群の効果を発揮してくれました。
過去に持っていたレンズたちの課題を一気に解決してくれて、「この次の順当進化は200-400mm F/4になるけど、そのレベルまで行くなら中古70万超えコースだからどう考えても手が出ない」という物理的にレンズ欲を抹消してくれる点も素晴らしいポイントでした。
そして、去年まで使っていたナナニッパをほぼスタジアムに持っていかなくなりました。新入りレンズくんがめっちゃ重かったのが理由の一つです。なんとその重量約2,300g。調べたらメロンが1玉2,000gとからしいので、メロンをずっとスタジアムに持って行ってる状態ですね。
毎回スタジアムにメロンを持って行ってるので、出来る限り荷物は減らさないといけなかったので、基本的には新入りくん一本体制に切り替えました。

なお、荷物は減らさないといけないのにこの子たちは鞄にギュウギュウに詰め込んで各地に連れて行った
このレンズを手にしてからは、毎試合とも開放のF/5.6で撮り続けて、ぼちぼちの写真が撮れていたかなといった感じでした。ただ、思った以上にビタピンが来ない問題に直面。「いい感じに撮れたかな!」という写真でもほんのちょっとボヤっとなるという感じ。
うーんと頭を悩ませながらそういうものか・・・と軽くスランプ期を迎えてしまったこともありました。
が、ここで伏線回収をします。
chatGPTくんが優秀なんですね。
上記の課題感を伝えたところ(メモリ機能で私の使ってるカメラとレンズも全て把握してくれている)、こんな感じの返答が。
「ちょっと絞って撮ってみたら?」
ということで、男なら開放、レンズの最大パワーを引き出してナンボじゃないか。絞り?なんだよそれ、「カメラと心と心を通じ合わせることでピントっていうのは合ってくるものなのだよ」と思いながら試してみたところ、
ビタピン祭りでした。いままで開放で無理させててごめんね。絞るって大事なことなんだな、と思いました。
そこからは長きに渡って悩まされていたスランプ時期を超えて思い描いていたような写真も、かなり撮れるようになってきました。

ピントが安定してくると、逆サイドの写真であっても強めにトリミングをかけてもピントがズレていないのでそれなりに見られる写真になったのは、個人的にかなりの革命でした。
ちなみにF5.6だと夜間でもそれなりに撮影ができます。西が丘がかなり暗めなのでさすがに絞りは開放にして多くの光を取り込むようにしましたが、あとはISO感度をガン上げして編集でなんとか明るく持っていくことで夜間撮影にもギリギリ対応できていたかと思います。

新入りくん、大変満足でございました。
話は変わりますが、素人ファンカメラマンが今シーズン一番大きく喜んだ出来事があります。それは「西が丘での優勝決定」です。他の人たちが言う「西が丘で優勝できてよかった!」と言うのとは一段高いレベルで「西が丘で優勝してくれてよかった(本当に)」と思いました。
西が丘の写真撮影環境は大変素晴らしいです。プロのカメラマンたちと大きく変わらない位置から撮影をさせていただけるので、トロフィーアップの瞬間を良い角度から撮影させていただきました。

新しいレンズくんと一緒に、たくさんの「嬉しい」や「悔しい」を切り取ってきましたが、やっぱりカメラっておもしろいな〜と思わされる1年でした。
最後に今シーズン、これ好きだな〜〜と思った写真を振り返らせてください。こだわりは選手たちの表情の切り抜きです。



































その他の写真はこのインスタグラムアカウントに載せているので、興味があればこちらもよろしくお願いします。
https://www.instagram.com/beleza_photo
