皆さんもご存知のとおり、シーズンが終わるとタイムラインはすぐ来季の編成や移籍の話で盛り上がり始めますよね。そうなると、昨季の振り返り記事を出すタイミングって、なかなか難しいんですよね。
自分も過去に何回かシーズン終わりに振り返り記事を書こうと思っていたのですが、書こう書こうと思っているうちにタイムラインはどんどん次の話題に進んでいき、結局タイミングを逃してしまうことが何度もありました。
今回もベレーザの昨季を振り返りたい気持ちはありました。ただ、ひとりでうんうん考えている間にも、世の中はどんどん次の話に進んでいく。これはもう、実際に誰かと話して、その会話をまとめた方が早いのではないかと思いました。
せっかくなら、ベレーザだけではなくヴェルディの話も一緒にしてみたい。同じ東京ヴェルディファミリーとはいえ、ヴェルディを見ている人がベレーザをどこまで知っているのか、ベレーザを見ている自分がヴェルディをどこまで分かっているのかは、意外とあいまいです。
その「なんとなく知っているけど、ちゃんとは知らない」部分を掘ってみたら、たぶん何か出てくる。そんな期待もあって、今回は座談会の形にしてみました。
今回お声がけしたのは、ヴェルディ徒歩部のお二人です。やもさんと、緑がちるさん。アンオフィシャル界隈のゆるい集まりであるヴェルディ徒歩部のメンバーとして、普段から仲良くさせてもらっています。
本当は歩きながら話したかったのですが、今回は平日の夜だったのでZoomで集まりました。
今回の座談会参加者
各アカウント名をクリックまたはタップすると、それぞれのXアカウントに移動します。
マト
2022年から日テレ・東京ヴェルディベレーザを中心に観戦。昨季は国内では広島以外の試合をほぼ現地観戦。ヴェルディは以前より追えていないので、今回はベレーザ側の人として参加。
やも
2012年夏ごろから東京ヴェルディを応援。かつてはホームにほぼ皆勤していたが、2024年に娘さんが生まれてからは現地観戦のペースが変化。昨季はDAZN中心でヴェルディを追い、ベレーザもWEリーグクラシエカップ決勝などを現地観戦。
緑がちる
X、ブログともに「緑がちる」として活動。2002年ごろから、細く長くヴェルディを見てきたサポーター。2025年に娘さんが生まれてからは現地観戦を控えつつ、DAZNでヴェルディを追い、ベレーザもWEリーグクラシエカップ決勝などを現地観戦。
今回は、なるべく対談そのものの空気を残す形でまとめてみます。
昨季のヴェルディを一言で振り返る
まずはヴェルディの話からです。
最近はベレーザに寄っている自分からすると、昨季のヴェルディはかなり順調そうに見えていました。順位も一時期よかったですし、強敵相手にも勝っていて、外からは「かなり良いシーズンなのでは?」くらいの見え方をしていました。
ただ、実際に見ている人には、外から見えるものとは違う感覚があるはずです。なので、最初に「一言で言うと?」と聞いてみました。
やもさんは「現実」
マト
まずざっくり、今年のヴェルディってどうでしたか? 一言で言うと、みたいなところから聞きたくて。
やも
一言で言うと、僕は「現実」という言葉かなと思います。いい意味でも悪い意味でも。
やも
昇格してから、2024年が結構夢のような一年だったかなと思っていて、2025年は順位だけ見るとギリギリ残留で、厳しさを感じるシーズンだったと思うんです。今年は、今の現在地が見えたという意味で「現実」でした。
マト
「現実」。いきなりかなり強い言葉が出てきましたね。
緑がちるさんは「一寸先は闇」
マト
緑がちるさんは、昨季のヴェルディを一言で言うとどうですか?
緑がちる
僕はすごく難しかったんですけど、「一寸先は闇」だな、みたいなのを改めて思いました。ネガティブな人間なので、ちょっとあれなんですけど。
マト
「現実」の次に「一寸先は闇」。思っていたよりだいぶ重めの入りになりました。
いきなり想像より重かったです。
ベレーザ側から見ていると、昨季のヴェルディは「かなり良いのでは?」くらいの印象だったので、この入りはかなり意外でした。
水戸戦で感じた、いい意味での「現実」
やもさんの「現実」という言葉の中には、ポジティブな意味とネガティブな意味が両方ありました。そのうち、いい意味での現実として挙がったのが水戸戦でした。
やも
印象に残っているのが、開幕戦の水戸戦と、もう一試合の水戸戦、あと町田戦ですね。水戸戦の2つは、ポジティブな意味で現実を感じられた試合だったと思っています。
やも
水戸って、長年J2でしのぎを削った腐れ縁みたいな相手じゃないですか。去年も水戸の試合を結構見ていて、すごく勤勉で良いチームだな、今年やるんじゃないかなと思っていたんです。だから開幕戦も、下手したら食われると思っていました。
やも
でも、その中でしっかり強い勝ち方をした。それも、個人のプレーで圧倒したとか、戦術的にすごかったとかではなくて、淡々と強かった。この2年間は無駄じゃなかったんだな、ちゃんと現実と戦って力をつけたんだな、という意味で現実を感じられました。
マト
開幕戦の水戸とかは、それまでずっとJ2でやってきた相手と、こんなに差が開いているものなんだって、みんな言っていましたもんね。
緑がちる
ヴェルディって基本的に、土俵際で粘りながら粘り勝ちするようなサッカーをしていたのが、水戸とか千葉は普通に寄り切って勝ちました、みたいな感じでした。あの感じは結構久しくなかった感覚でしたね。やっぱり積み重ねがあるんだなっていうのは感じました。
「淡々と強かった」という表現がよかったです。
劇的に何かが変わったとか、誰かが無双したとかではなく、地味に、普通に、ちゃんと強い。それはたぶん、見ている人にとってはかなり大きな変化なのだと思います。
町田戦で感じた、厳しい意味での「現実」
その一方で、やもさんが厳しい意味での現実として挙げたのが町田戦でした。水戸戦で積み上げを感じたからこそ、町田戦で見えた差も強く残ったのだと思います。
やも
一方で、町田戦は、その前のFC東京とのダービーで見えた手応えとはまた違って、かなり難しい試合だったんです。
やも
町田戦は、0-0ではありながら、FC東京戦とは別の意味で何もできなかった感じが個人的には強くて。これはなかなか追いつかないぞ、というのをすごく感じた試合でした。
やも
水戸戦がいい意味での現実なら、町田戦は厳しい意味での現実ですね。いい意味でも悪い意味でも、現在地が見えたシーズンだったと思います。
この「現実」は、たぶん残酷な言葉でもあります。
成長している。積み上がっている。けれど、上には上がいる。そこに手が届く感覚と、まだ遠い感覚が同時にあります。
外から見ると「ヴェルディ良さそう」だった昨季が、中から見るとそう単純ではない理由が、少し見えた気がしました。
百年構想リーグは、ふわふわしたものではなかった
緑がちるさんの「一寸先は闇」という言葉は、百年構想リーグの捉え方から出てきたものでした。
緑がちる
半年間の百年構想リーグって、お試しリーグに近いぐらいの感覚でいて、そんなに熱くなれなかったというのは正直あるんですよ。勝っても負けても、百年構想リーグだしな、というのが頭のどこかによぎってしまって。それがすごく嫌だったんですよね。
緑がちる
中盤あたりは、来季に向けての理想が見えたな、いい積み重ねができているなと思っていたんです。吉田泰授だったり、寺沼星文がゴールを決めたり、ポジティブな要素がどんどん出てきて、百年構想リーグも悪くないじゃん、面白いじゃんって。
緑がちる
でも終盤戦で、ほぼ4位を手にしていた最終戦でまさかの大敗をして、川崎フロンターレにまくられて、結局ガンバにも負けて。最後の2節、3節の脆さに、現実に戻されたというか。
緑がちる
目は覚めましたね。ふわふわしたリーグじゃなかったなって。これをふわふわしたものだと思っているチームから落ちるんだろうな、という怖さを感じました。
この話はかなり印象に残りました。
百年構想リーグという、どこか「本番前」のような響きのある大会。けれど、それをふわっと受け止めていると、そのまま落ちるかもしれない。半年間のリーグの軽さと、そこで見えてしまう現実の重さ。そのギャップが「一寸先は闇」という言葉につながっていました。
東京ダービーを、家で見る悔しさ
印象に残った試合の話を振ったところ、東京ダービーの話にも広がりました。勝った試合の話なのに「悔しい」が出てきたのが、とても面白かったです。
やも
FC東京戦の森田のゴールまでは最高だったんですけど、そこから結構、札束でぶん殴られるような感じでやられちゃいましたね。
やも
悔しいけど、ちゃんとやって実力通りに負けた感じでした。審判がどうだったらとか、あの点がなければとかいうわけではなかったですね。
緑がちる
僕は勝った方の東京ダービーが印象に残っているんですけど、むしろ悔しかったです。テレビで見ていたので、現地にいなかったんですよ。
緑がちる
テレビ越しで伝わってくる興奮もあるんですけど、ダービーにおいては、その熱量の多分1%も伝わっていないんだろうなと思って、むしろ悔しさがありました。
緑がちる
東京ダービーって、過去からの因縁をそんなに深く知らない人間からすると、面倒くさいものみたいなところもあるんですよ。煽り合いもあるし、ギスギスするし、サポーター内も温度差があるし。
緑がちる
でも、現地で見てあの勝利を見たら、全部吹き飛ぶんだろうなと。自分はそこにいられなかった。それは、自分はヴェルディサポーターを名乗っていいのかな、ぐらいには悔しかったです。
ベレーザには、こういう種類のダービーはあまりありません。だからこそ、この感覚はかなり新鮮でした。
さらに話は、育児とサッカーの両立にも広がりました。
緑がちる
あんまり言うと、妻の出産より東京ダービー、の話が出てきちゃうんですけど。
緑がちる
育児と自分のサッカー趣味を考える時に、常にその言葉がちらつくというか。サポーターとしての感情と、父親としての感情のジレンマみたいなものが、あそこに詰まっている気がして、事あるごとに思い出してしまうんです。
東京ダービーの話をしていたはずなのに、気づけば父親としての葛藤の話になっていました。
徒歩部のメンバーはすぐポエムに行きます。
このあと、緑がちるさんからはWEリーグクラシエカップ決勝を娘さんと見に行った話も出ました。託児ルーム付きのチケットがとても良かったらしく、子ども連れでも現地観戦に行ける導線があることの大きさを感じる話でした。
ジェフ戦で見えた「追われる立場」
大敗した試合以外で「これは厳しい」と感じた試合があったかを聞くと、緑がちるさんからはジェフ千葉戦の話が出てきました。
マト
スコア的には最後のマリノス戦が大敗だったと思うんですけど、それ以上に、うわーやられたな、これは厳しいなと思った試合ってありますか?
緑がちる
アウェーの千葉戦ですね。3対2かな。最後に日高選手にゴールを決められて。日高選手が「ヴェルディに勝ったぞ」ってすごく言っている、あの感じにちょっとした恐怖心があって。
緑がちる
ヴェルディって昇格してからの2年間、ずっと他のチームを追いかける立場だったんですよ。それが初めて、俺らって追われる立場でもあるんだ、ということに気づいたんです。
緑がちる
2年間で積み上げたものもあるけど、その積み上げたものをひっくり返そうとしてくる奴らが出てきてしまった、という感覚がありました。それは怖いな、というのがありましたね。
水戸戦では「積み上げ」を感じ、ジェフ戦では「積み上げをひっくり返しに来る相手」の存在を感じます。
同じ元J2の相手でも、見えてくる景色が違います。そこもまた、今のヴェルディの現在地なのだと思います。
良かった選手、成長を感じた選手たち(ヴェルディ編)
続いて、良かった選手、成長を感じた選手の話に移りました。ここでは、鈴木海音、白井亮丞、森田晃樹の名前が出ました。
マト
良かった選手、成長を感じる選手を聞きたいんですけど、結構話があるシーズンだったんじゃないかなという気がしていて。
やも
鈴木海音はすごく良かったですね。谷口栄斗が抜けてディフェンスどうなるんだというところで、今年はすごく自信を持って、バンバン前に出て、パスカットをガシガシ決めていました。
やも
攻撃面以外でこんなに見ていて楽しいディフェンスの選手ってなかなかいないと思います。次に海外から狙われるのは鈴木じゃないかな、とも思いますね。
やも
もう一人、白井亮丞は期待されて、なかなか殻を破れなかった選手なんですけど、今年は点が取れなくても面白いワンタッチプレーをしていて、守備も以前より改善されていたと思います。
緑がちる
白井はプレーの連続性が出てきたのが大きいです。今まではポテンシャルは感じるんだけど、どことなく浮いていた感じが、試合に入れるようになってきた。
緑がちる
白井亮丞って、2023年の天皇杯の東京ダービーでゴールを決めて、一度追いついたじゃないですか。昇格前のチームを知っていて、昇格した時も知っていて、でもここ2年間はもがいてきて、というところが、森田晃樹とかぶるところもあるんですよ。
緑がちる
森田晃樹も、ユース時代からすごくうまいやつがいると言われていて、でもトップに上がってすぐにチームを変えられたわけではない。そこからボランチに固定されて、持っていた才能がチームの中でちゃんと生きるようになっていった感じがあるんですよね。
緑がちる
白井亮丞みたいに、ずっとヴェルディで育ってきて、昇格の重みも知っている選手が、次の世代を支えてくれそうなパフォーマンスを見せ始めた、というのがすごく嬉しいんです。
選手の名前が出てくる時に、プレーの話だけでは終わりません。
その選手がいつから期待されていたのか、どこでもがいていたのか、どの試合の記憶とつながっているのか。ヴェルディサポーターの選手語りは、時間が長いです。
森田晃樹の10番と、背番号の物語
森田晃樹の話から、背番号の話にもなりました。
マト
外から見ている感じだと、今年って森田晃樹が10番をつけた年じゃないですか。ベレーザでも菅野奏音が10番をつけていて、同い年の中盤の10番コンビが男女で頑張っているのが、すごくいいなと思っていたんです。
マト
菅野奏音もすごく良かったんですけど、森田晃樹はタイムラインで流れてくるだけでも、これはちょっとワンランク上がっているな、という印象でした。
やも
最初、僕は森田の10番に反対だったんですけどね。
やも
森田晃樹の7番って、他の選手から受け継いできた感じがあると勝手に思っていて。ヴェルディって、たまに突然そういうストーリー性のある背番号を変えさせたりするんですよ。
やも
深澤大輝も今年23番に戻りましたけど、もともと田村直也さんから受け継いだ番号で23になったのに、急に2番に変わって、今年また23になった。そういうストーリーがある番号ってあるじゃないですか。
やも
森田晃樹が7番から10番に移ったのに合わせて、松橋優安が19番から7番に移ったんですけど、僕としては小池純輝から受け継いだ19番、みたいなストーリーもあったので、7と19をもうちょっと大事にしてほしかった気持ちはありました。
やも
でも森田晃樹は今年の活躍もありましたし、ラモス瑠偉さんが森田のことを絶賛して、10番をつけてくれてありがとう、みたいな感じになっていたので、もう認めざるを得ないなと。今は美しい10番だと思っています。
背番号ひとつに、ここまで感情が乗るのかと思いました。
外から見ると「森田晃樹、10番似合うな」で終わってしまう話にも、7番や23番や19番の記憶がつながっています。背番号はただの数字ではなく、誰から誰へ渡ってきたのかまで含めて見られているのだと思いました。
染野唯月は、なぜチーム戦術そのものなのか
もうひとり、どうしても聞いておきたかったのが染野唯月でした。
外から見ると、鹿島から来たストライカーという印象が強かったのですが、昨季のヴェルディの中ではもっと大きな存在になっているように見えました。
タイムラインを見ていても、染野唯月については海外移籍を意識した声が自然に出ていました。だからこそ、ヴェルディを見ている人にとって、今の染野がどれくらい大きな存在なのかを聞いてみたかったです。
やも
染野唯月も今年素晴らしかったと思います。後半は少しパフォーマンスを落としたというか、チーム的につなげられなかったところもありましたけど、前半は本当に別格の感じでしたね。
やも
背負って負けないし、空中戦もかなり強かった。去年までは守備にパワーを取られて、ゴールまではいけないところもあったんですけど、今年はそこがゴールにも結びついていました。
緑がちる
あれだけ空中戦が強かったら、染野唯月頼みのサッカーをするよと思って。染野依存って言われがちなんですけど、あれだけ収めてくれたら、そりゃピッチにいる選手は蹴るよなと。
緑がちる
もう彼の存在がチーム戦術そのものになっているので、海外でも全然得点を決めてほしいという気持ちも込めて、簡単なシュートは決めてほしいな、という思いがあります。
マト
鹿島から来ている時の印象としては、どちらかというとポストプレイヤーというより、ラインブレーカーみたいな印象だったんですけど、今はそんなチームの主軸なんですね。
やも
最初は割とそんな感じでしたね。ただ、城福さんのやり方に慣れるまでに時間がかかったところもあったと思います。2回目に来たあたりから、だんだん成長のスピードが上がった感じはしますね。
「存在がチーム戦術そのもの」という表現は、かなり強いです。
染野唯月がいるから蹴る。蹴るから染野唯月が戦術になる。依存というより、それだけの機能を持ってしまっている選手ということなのだと思います。
来季に向けて見たい「アフター城福」
昨季の変化や来季に向けた期待を聞いたところ、緑がちるさんからはアフター城福浩監督の話が出てきました。
ここはかなり大事な話でした。
緑がちる
来季に向けて、順位何位以上でいてほしいとか、タイトルとかは全然期待していないんですけど、アフター城福浩監督ですよね。
緑がちる
城福浩監督がいなくなった後も、今のヴェルディの強みである走り切るだったり、靴一足分をボールに寄せ切るだったり、そういったところがクラブの文化として根付いたよね、と言える姿を見たいんです。
緑がちる
裏返すと、今はまだそうは言えないんですよ。城福浩監督がそういうふうにコントロールしているからできている部分もある。彼が抜けてしまう、あるいは求心力が落ちてしまうとなった時に、ガラガラと崩れてしまいそうな怖さがずっとあるんです。
緑がちる
いよいよ差し迫っていると思うんです。クラブの発信でも、百年構想リーグを含めて1.5年のシーズンとして捉えている、という話が出てくるじゃないですか。逆に言うと、その1.5年後をどう考えているのか。
緑がちる
城福さんの次をどうするのか、それに合わせて選手をどう変えていくのか。そこがすごく怖いので、城福浩監督がいなくなっても大丈夫だよね、と言える試合が1試合でも多くなるといいなと思っています。
ヴェルディの良さは、城福浩監督の良さなのか。クラブに根付いた文化なのか。
この問いはかなり重いです。
マト
城福浩監督ルートというか、今のルートって、正直限界が見えているのか、このまま突き進み続けるのか、どっちの方がいいと思いますか?
緑がちる
上限みたいなものは見えていると思います。それが2024年だったのかな、というのは少なからずあります。
緑がちる
ただ一方で、今のクラブの目標はJ1定着だと思うので、そこを目指すのであれば、城福浩監督以上の人ってそう簡単には見つからないよな、というのも正直なところです。
やも
夏からU-21リーグが始まりますよね。そこで城福浩監督がいないヴェルディがどういう感じになるか、少しでも見えると楽しみだなというのはあります。
緑がちる
やっぱりロティーナのトラウマがあるんですよ。ロティーナ監督の時に、2年連続で昇格争いをさせてくれて、彼がいなくなった後に、今までできていた守備が全然できなくなった。監督がもたらしてくれているものって、チームに簡単に根付くものじゃないんだと、あの時すごく感じてしまって。
これはヴェルディだけの話ではないと思いました。
監督が作ったチームの良さは、クラブの良さなのか。選手に根付いたものなのか。監督がいなくなっても残るのか。ベレーザを見ていても考えることがあります。
マテウス・ヴィドットと長沢祐弥、GKの話
ヴェルディの話の最後に、マテウス・ヴィドットと長沢祐弥の話を聞きました。
昨季、マテウスが離脱していた期間に長沢が高い評価を受けていたことが気になっていたからです。
マト
昨季、マテウス・ヴィドットが長く離脱していた期間の長沢祐弥選手の評価って、やっぱり高かったんですか?
やも
思っていた以上にしっかりやれていました。あまり穴を感じさせなかったですね。ただ、僕はマテウスが大好きなので、どっちか選べと言われたらマテウスに頑張ってもらいたいです。
緑がちる
マテウスに対する思い入れって、ヴェルディサポーターはすごく強いんです。来た当初は今みたいなキャラクターじゃなくて、もっと物静かで。足元も今ほど上手くなかった。
緑がちる
それが日本に来て、だんだん殻を破っていって、昇格に貢献して。もう名誉ユース卒っていう感じがあるんですよね。だから、長沢が頑張っているからマテウスはいらないよね、とは簡単には言えないです。
緑がちる
長沢祐弥も長いですからね。両方とも思い入れのある選手で、喜ばしい反面、なんでキーパーって1つしかポジションがないんだ、という残酷さも感じます。
やも
個人的には、名古屋のランゲラックみたいに、美しいお別れをしてほしいです。マテウスにはそれぐらいのことをやってもらいたいですね。
名誉ユース卒。
外国籍選手に対してこの言葉が出てくるのは、相当なことだと思います。
数字や編成だけで見れば、長沢祐弥の台頭はポジティブな出来事です。ただ、その一方で、マテウス・ヴィドットという選手が積み重ねてきた時間は、簡単に「次」で片づけられるものではありません。
こういう話を聞くと、サポーターにとっての選手は、やっぱり成績表の上にいるだけではないのだと思います。
昨季のベレーザを一言で振り返る
ヴェルディの話を一通り聞いたところで、今度はベレーザの話へ移ります。
ここは自分から一言で振り返ったうえで、お二人から見た印象も聞いていきました。
マト
今年のベレーザは、一言で言うのは難しいけど、あえて言うなら「悔しさが残るシーズン」だったかなと思います。
マト
もちろんWEリーグクラシエカップを優勝したことは素晴らしいですし、岩清水梓さんをタイトルとともに送り出せたことも本当に良かった。
マト
ただ、昨季の優勝メンバーがほぼ残って、塩越柚歩、大場朱羽、土光真代、猶本光の加入もあり、名前だけ見ても期待値はかなり高かったと思うんです。だから、国内三冠、さらにAWCLも狙えるんじゃないかというぐらいの気持ちでは見ていました。
マト
だから、1冠を取れた喜びはありつつも、もう少し上まで届きたかったな、という悔しさの方が強かったです。
表現が難しいです。
WEリーグクラシエカップ優勝は、間違いなくうれしかったです。岩清水梓さんをあの形で送り出せたことも、ベレーザにとってとても大きかったと思います。
でも、それでも、もっと上に行けたのではないか、という気持ちが残りました。
印象に残ったのは、負けた試合ばかりだった
ベレーザ側の印象に残った試合を話したところ、挙がったのは全部負け試合でした。
これは自分でも話しながら少し笑ってしまいました。
マト
印象に残っている試合、全部負け試合なんですよ。
マト
1つ目が埼スタの浦和戦。浦和サポーターの圧、埼スタの圧、埼玉高速鉄道に乗っていた時の周りの真っ赤な感じから受ける圧。女子サッカーであの圧って、あまり感じたことがなかったです。
マト
2つ目が、ホームでちふれASエルフェン埼玉に負けた試合。ついにちふれに負けたか、というショックが大きくて、WEリーグ全体のレベルが上がっているからだ、という理屈をつけないと受け入れられなかったです。
マト
最後がAWCL決勝。昨季のベレーザは、良い選手たちの力で勝ち切れていた試合も多かった一方で、チームとしての噛み合わせに少し難しさを感じる場面もあって、その課題が大きな舞台で出てしまったのかな、という印象でした。
浦和戦は、雰囲気の話として強く残っています。
女子サッカーの現場は、良くも悪くも穏やかな空気があります。けれど埼スタの浦和戦には、そうではない圧がありました。赤い。強い。近づいてくる。女子サッカーであの種類の圧を受けることは、あまり多くありません。
ちふれASエルフェン埼玉戦は、ショックの種類が違いました。
もちろん、どの相手にも敬意はあります。ただ、これまでの積み重ねの中で、ベレーザが勝たなければいけない試合だと思っていました。そこで負けたことは、かなり大きかったです。
AWCL決勝は、昨季の課題がいちばん大きな場所で出てしまった試合だったように感じました。
勝っていたら、もしかしたら全部忘れていたかもしれません。でも負けたからこそ、見逃してきたものがはっきり見えた気もします。
ヴェルディサポから見たベレーザの監督像
ここで、緑がちるさんからベレーザの監督に関する話が出ました。
ヴェルディ側から見える楠瀬直木監督や松田岳夫さんの印象と、ベレーザ側から見える印象の違いが気になっていたようでした。
緑がちる
楠瀬直木監督って、僕の中だと、とりわけ強かったヴェルディユースを率いていた監督という印象があるんです。前任の松田岳夫さんも、ヴェルディやベレーザに長く関わってきた方じゃないですか。
緑がちる
だから、名前だけの印象で言うと、このクラスの監督だったらアジアを制するのも含めて任せられるのかな、という感じがあったんです。ただ、実際のピッチ内のサッカーは、ベレーザサポからすると少し違う見え方もあるのかな、と。
マト
逆に今、僕も驚きです。楠瀬直木さんって、ヴェルディ側から見るとそういう印象もあるんだな、と。
マト
ベレーザの選手たちは、パスをつないで前進していく力を持っている選手が多いので、そういう良さをもっと見たいなと思う場面はありました。ただ、リーグ全体の強度も上がっているので、チームとして変わっていく部分もあるんだろうなとは思います。
やも
楠瀬直木さんって、浦和を率いている時も割とそんな感じだったんですか?
マト
浦和時代も、比較的早めに前につけていく印象はありました。当時の浦和は中盤より前に良い選手が揃っていましたし、その良さを出す形だったのかなと思います。
緑がちる
育成年代の人なのかな、という感じもしますよね。選手のモチベーションを上げるとか、成長に向かわせるところがまず大事、みたいな。ただ、トップで、しかも海外も見据えるとなると、それだけでは難しいのかもしれないですね。
この話は、かなり慎重に書きたいところです。
監督批判をしたいわけではありません。ただ、ヴェルディ側から見える「楠瀬直木監督」のイメージと、ベレーザ側から見える昨季のサッカーには、少し距離があるように感じました。
それは、ベレーザが変化しているからなのか。WEリーグ全体の強度が上がっているからなのか。選手の良さをどう出すかの過渡期なのか。
簡単に結論を出せる話ではありませんが、ヴェルディサポーターからの見え方を聞けたのは面白かったです。
良かった選手、成長を感じた選手たち(ベレーザ編)
ベレーザの良かった選手、成長を感じた選手については、小林里歌子、塩越柚歩、村松智子、朝生珠実の話をしました。
マト
良かった選手は、本当は最初に全員で「塩越」と言うべきなんです。やっぱりクオリティが違ったので。ただ、それ以上に名前を挙げたいのが小林里歌子です。
マト
小林里歌子はフルで出られたわけではないんですけど、限られた時間で点を取って、前線で身体を張って、ボールを収めて、時間を作ってくれた。ベレーザのフォワードで、ああいう役割ができる選手は多くないと思います。
マト
期待の若手である樋渡百花選手にも、前線で時間を作るとか、そういう部分は見習ってほしいぐらいでした。
マト
塩越柚歩は、シュートがうまいとかドリブルがうまいとか、そういうところに触れられがちなんですけど、石巻でボランチに起用された試合がすごく印象的でした。
マト
あれだけ前に出ていける能力があるのに、完全にボランチに徹して、相手の中盤を潰して、前線の樋渡百花に良いパスを出す。あのプロフェッショナリズムはすごいなと思いました。
マト
村松智子も、さすがにすごすぎました。後ろに飛んでいったら全部村松がクリアしてくれる、みたいな安心感があって、チームがギリギリ成り立っている場面もあったと思います。
マト
成長枠で言うと、朝生珠実選手です。もともとは左利きのセンターバックなんですけど、サイドバックもボランチもやる。しかも全部うまい。ポジショニングもいいし、キックもミスしない。今後、ちゃんと覚えておきたい選手です。
小林里歌子の話をしながら、やっぱりベレーザには「時間を作る」選手が必要だったのだと思いました。
前線で収まる。相手を背負える。味方が上がる時間を作れる。点を取るだけではなく、チームの呼吸を整えるようなプレーができます。
塩越柚歩は、分かりやすいうまさだけではなく、役割に徹するうまさがありました。
村松智子は、もはや説明するまでもなくすごいです。
朝生珠実は、今後もっと見つかっていく選手だと思います。
メニーナとベレーザの接続、このままでいいのか
ベレーザのチームづくりの話から、メニーナとベレーザの接続の話にもなりました。
ここは、やもさんから男子側との比較も出てきて、かなり面白かったです。
マト
ベレーザが強い理由って、メニーナの選手が上がってきて、すぐフィットして、最高のパフォーマンスを出せるところだと思っているんです。
マト
でも今、ベレーザとメニーナがやっていることが全然違うようにも見えるんですよね。メニーナはパスをつないでいくサッカーをしている中で、ベレーザはより早く前に進める場面が増えている印象があります。
やも
男子の場合も、永井秀樹監督の時とかは、つないでつないでというのをユースでもトップでもやって、結果は出ませんでしたけど。その後、城福浩監督が来て、フィジカルとかアジリティのところをすごく高めていった流れがありますよね。
やも
それって男子サッカー界全体がそういう感じで、神戸とか町田なんかまさにそうですけど、女子の場合も全体がそうなっているんですかね?
マト
女子サッカー全体としても、そうなっている傾向はありますね。プレスのスピードも明らかに上がっている。ただ、それでもメニーナとベレーザのやり方が離れすぎると、ベレーザの強さの根源が揺らがないかな、という不安は少しあります。
これは昨季、自分がベレーザを見ながら一番引っかかっていた部分かもしれません。
ベレーザの強さは、メニーナから上がってきた選手が、ベレーザでも自然にプレーできるところにあると思っています。もちろんカテゴリーが違えば強度もスピードも違います。ベレーザが勝つために変わっていく必要もあります。
それでも、メニーナとベレーザのサッカーがあまりに離れてしまうと、ベレーザの強みそのものが揺らがないか。
これは、簡単に答えが出る話ではありません。
若い選手がもたらす違う景色
若い選手の話では、本多桃華の名前も出ました。
ベレーザ側からすると、若い選手が出てくることに少し慣れてしまうところもありますが、外から見るとやはり衝撃があるようです。
やも
本多桃華とか、ちょっと見て大好きになりました。あれも結構衝撃的でした。いい選手ですね。
緑がちる
僕は今、本多桃華が結構推しですね。あの手のゴリゴリ系の選手がすごく好きなので。ベレーザの中でもいいアクセントになるかな、というのもありますし。
マト
まだあの子、フィットしきれていない状態であれですからね。
緑がちる
時折見せる縦突破みたいなものが板についてきたら、誰も止められないだろうなと思います。
マト
本当は、この枠には池上聖七もいたと思うんです。ゴリゴリ突破していくタイプで、戻ってきたと思ったらまた怪我をしてしまって。あれは見ていてかなりつらかったですね。
本多桃華のような選手がベレーザにいることは、チームにとってかなり大きいと思います。
ベレーザはどうしても、うまい、つなぐ、整える、という印象が強いです。でも、そこに一気に縦へ行く選手、相手を押し下げる選手、多少強引でも前に進める選手がいると、チームの景色が変わります。
池上聖七の怪我も含めて、昨季のベレーザは怪我に苦しんだシーズンでもありました。
ヴェルディサポから見たベレーザ
最後に、ヴェルディサポから今のベレーザがどう見えているのかを聞きました。
ここで出た「応援しがい」という言葉が、かなり印象に残っています。
やも
僕が一番熱心に女子サッカーを見ていたのって2010年前後ぐらいで、その頃ってベレーザ最強、浦和・INAC以外には負けないだろう、というイメージがずっとありました。
やも
ただ、今は他もレベルが上がってきて、なかなか簡単にタイトルを取れない状況で、戦力も海外に行ってしまう。その中でも若い子がどんどん出てくる底力はすごいなと思います。
やも
今苦しんでいるからこそ、結構応援のしがいがあるというか、ある意味、もしかしたらヴェルディ以上に追いがいがあるんじゃないかな、というのは少し感じています。
緑がちる
今は絶対王者というより、チャレンジャーにも近くなってきているというか、成長を見届けるクラブであることは間違いないのかなと思います。
緑がちる
そこの楽しみ方は、ヴェルディの感覚に近くなっているのかな、みたいなのは感じます。昔のJ2が好きな人は、今のベレーザに来ると、少しシンパシーを感じるかもしれないですね。
これは、自分ではなかなか出てこない視点でした。
ベレーザは、昔から見ている人にとっては「女子サッカーの強豪」であり、「勝つチーム」だったのだと思います。
でも今は、絶対王者というよりも、少しチャレンジャーに近い。若い選手が出てきて、苦しみながら、勝ったり負けたりしながら、それでもタイトルに手を伸ばしています。
その姿は、ヴェルディサポーターにとっても、どこか見慣れた景色に近づいているのかもしれません。
ヴェルディファミリー、もっと遊べそう
話はヴェルディファミリー全体にも広がりました。
ビーチサッカー、バンバータ、ホッケーなど、ヴェルディという枠でいろいろな競技を見に行けるのは面白いです。
マト
ヴェルディファミリーの別競技の試合とか、見に行こうと思ったりしていますか?
やも
東京ヴェルディBSは、そろそろ行きたいなと思っています。子どもを連れて行きたいというのと、写真を撮ってみたいというのはありますね。
緑がちる
僕はずっと野球の東京ヴェルディ・バンバータに行きたいと思っています。ヴェルディが総合型クラブとして、ビーチもあります、野球もあります、ホッケーもあります、とやっている中で、そこが一つヴェルディのアイデンティティになるのかなと思っていて。
緑がちる
やっぱりヴェルディファミリーをいろいろ追いかけたいなと思います。生で見ると、サッカー以外の競技って絶対面白いだろうなって。
緑がちるさんは、過去のヴェルディファミリーのビジュアルの話もしていました。
緑がちる
ヴェルディファミリーが一緒に出ているビジュアル、すごく好きなんですよ。サッカー、ベレーザ、バンバータ、ホッケー、ビーチサッカー、それぞれの競技のキャラクターに合ったかっこよさがあって。ああいうのをもっとやってほしいんです。
緑がちる
2022年のセカンドユニフォーム発売の時のビジュアルがすごく好きで。ベレーザから北村菜々美さんが出ていて、バンバータやホッケーやビーチサッカーの選手も並んでいて、それぞれの競技のかっこよさが出ていたんですよね。
やも
ヴェルディだからこそ、という感じはありますよね。
マト
理想を言うと、同日開催してほしいですね。ヴェルディとベレーザのダブルヘッダーみたいな。
緑がちる
今やったらまた空気感も違うだろうし、面白いんだろうなと思います。
画像引用元:東京ヴェルディ公式サイト「2022シーズン2ndユニフォーム」
ヴェルディとベレーザが同じユニフォームデザインを着ること。
同じ日に同じ場所で試合をすること。
ヴェルディファミリーのほかの競技を見に行くこと。
そういう接点が増えると、ただの「男子と女子」ではなく、もっと大きな「緑のクラブ」として見えてくるのだと思います。
来季に向けて期待すること
最後は、来季に向けて期待することを聞きました。
タイトルや残留の話だけでなく、怪我、アジアの戦い、キッズユニ、思想がばれる服の話まで出ました。
やも
とにかく、すべての選手が大きな怪我をすることなくシーズンを終えていただきたいです。選手生命を危ぶまれることなく躍動してもらえたら嬉しいです。
やも
あと、佐古真礼にどうにか頑張ってもらいたいです。あの選手だけはヴェルディで育ててほしいと思います。
緑がちる
ヴェルディに関しては、クラブの文化として積み上げるものを見せてほしいです。ベレーザには、来年優勝してもらって、再来年、子どもを連れて海外にアジアの戦いに行きたいなと思っています。
緑がちる
今回のAWCL決勝は韓国でやっていたじゃないですか。あれはすごく行きたくて、韓国までの飛行機代を調べてしまったぐらいでした。アジアの戦いに対する憧れがずっとあるんです。
マト
ベレーザに関しては、やっぱり三菱重工浦和レッズレディースとINAC神戸レオネッサに勝ってほしいです。WEリーグが始まってからずっと勝てていないので、そろそろそこを越えるところが見たいです。
緑がちる
あと、最新のキッズユニ、マジで。もうそれだけです。本当にずっと言っています。今年のキッズユニも出してほしいです。
やも
うちは、この間のWEリーグクラシエカップ決勝で買ったベレーザの子ども用トレーニングウェアを、ついに子どもが自分で選んで保育園に着ていくようになりました。
やも
「思想がばれちゃうから違うのがよくない?」と言ったんですけど、「これがいい」って着ていきました。
思想がばれていきます。
よいです。
子どもが自分でベレーザの服を選んで保育園に行く。これ以上ない成功例ではないでしょうか。
去年までは毎年キッズユニも展開されていました。だからこそ、今年も最新のキッズユニを出してほしいです。
おわりに
話してみると、自分だけでは出てこない視点がたくさんありました。
ヴェルディを見ている人から見たベレーザ。
ベレーザを見ている人から見たヴェルディ。
ヴェルディファミリーとしての広がり。
育児とサッカー。
キッズユニ。
来季への期待。
ヴェルディの話を聞いているはずなのに、ベレーザにも通じる話がありました。ベレーザの話をしているはずなのに、ヴェルディを見てきた人の感覚で腑に落ちるところもありました。
見ている景色は違うのに、引っかかっている場所は意外と近い。それが、今回話してみて一番面白かったところかもしれません。
来季の終わりにも、またこういう座談会をやれたらいいなと思います。
その時は、できれば歩きながら。
徒歩部なので。